- 2008年9月11日 23:03
- Journal
短いようで、長かったイタリア研修もいよいよおしまい。
最大の目玉であった展示会が今ひとつだったのは残念だけど、その分いろいろとツアーでは回れないようなところに行けたのはウレシイ事でした。
とりあえず帰りは21:40発と遅めなのでほぼフルに時間が使えるって事でミラノ市街を視察。
まずは社長が朝の散歩中に見つけたという「50セントショップ」。
まあ、日本で言うところの100円ショップみたいなもんですが、店内は日本の100円ショップのきれいさ、明るさにはかないませんな。
実際、価格の方も50セントの商品はすくなくって、低価格ショップといったところ。
フツーの観光客が行くところではないです。
その後ミラノ中央駅付近を通りつつ、アウトレットショップを目指すも移転した後。
参考にしたガイドブックは今年発行のものですが、ほかにも潰れていたり、別の店になったり、業態変更していたりと、結構めまぐるしく変わっています。
このあたり、観光で行かれる人は要注意ですね。
滞在中、目にする景色どれもがいちいちカッコいいミラノ。
探すのではなく、普通に目に入ってきます。
ちょっと大きなところにでれば、巨大な門やら、城壁跡のようなものも。
中世が好きな方にはたまらないスポットですね。
あとは目につくのがやはりトラム(すいません、この呼び名で正しいでしょうか?)。
いわゆる路面電車ですが、写真のようにオレンジのものが多く、中には青地に白でNIVEAとたくさん書かれたラッピングタイプだったり。
で、これは道路に敷かれたレールの上を走りますが、同じ電線を利用して電気で走るバスも数多く走ってます。
で、隣の写真は何かっていうとそんな電線を利用した街灯です。
あっちこっちに張り巡らされているので、こんな使い方もありなんですね。
で、ドゥオモにもまた行っちゃいましたが、あれは何度みてもすごいですね。
あとせっかくなんでまったく興味はありませんが、世界のブランドショップが立ち並ぶ「ナポレオン通り」も見学してきました。
面白いのは名だたるブランド店の間にスウォッチとアップリカのお店もありました。
で、イタリアまとめ。
物価:通貨はユーロなんですが、日本と比べるとかなり高め。
ちなみに途中で行ったスイスのアウトレットではユーロが使えました。
ただし、おつりはスイスフランです。
なので、同行の人はカードで払ってました。それもアリですね。
僕は飴と飲み物でうまい具合に小銭をすべて使いきれたので良かったです。
道路:ミラノ限定の話ですが、通りすべてに名前がついてます。ただし、明確な整備計画の
もとに作られたのではなく、昔からの道を利用して街ができている様で、地図みても
なかなかわかりづらいものがあります。
今回、レンタカーのおかげで非常にいろいろなところにフットワーク軽く行くことができましたが、
道路は基本的に左右どちらも車が大量に停まってます。
ちなみに左ハンドル、右側通行なので結構運転に自信のある方でないと難しいと思います。
イタリア人の基本スペックとして縦列駐車がうまくないとやってけない感じ。
街: イタリア人の喫煙率は相当なもんだと思います。完全な推測ですが、7割は吸ってる?
あっちこちでタバコ吸ってます。で、そこらじゅうに吸殻が落ちてます。
禁煙法で公共の場所は禁煙ということだったのでほとんど見かけないと思い込んでいた
のですが、去年いった中国といい勝負です。
街を歩くとタバコくさいです。ガマンできない方は行けない街かもしれません。
びっくりしたのはきれーなおねーちゃんがタバコ吸いながら街行く人にアンケートしてました。
日本だったらありえないよね。
お店はびっくりするくらい、窓ガラスをきれいにしてます。
路面もきれいにすればいいのにね。
イタリア人:
懐っこいです。本とかに「お店に入るときも出るときも挨拶しましょう」って書いてますが
これは本当。
恥ずかしがらずにボンジョルノ!、ボナセーラ! アッリーベデルチ!っていうと
ちゃんと返してくれます。
大きめの店では英語も通じます。
僕のなんちゃって英語でもなんとなく会話が成立してました。
女性が8割~9割がかなりふくよかでした。
かわいい顔でもガッツリ洋ナシ型体型。でも腹が2段だろうとガッツリ乗ってようとお構い
なしにローライズ。
欧米の方は「着たいものを着る」が基本のようです。日本人みたいに自分で「これは
私にはちょっと...」とかのマイナスの決め付けはしないみたい。
食事:いやー、日本のイタリアンは優秀だなと。
中華なんかは日本人向けにアレンジしてあったりして、現地で食べると「ん?」と思う
事もあったりするけど、イタリアンはどれもこれもウマーイ!
ドルチェ(大概はケーキ、しかもティラミス)もうまいです。しかし量が多いので小食の方は
分け合って食べましょう。
コーヒーもどこでもうまいです。
残念ながらバールでは飲みませんでした(でもレッドブルは飲んだ)が、どこでも
おいしかったです。
お酒:ワインが水より安いです。ビール>水>ワインって感じ。
食後酒はリモンチェッロ、グラッパ、アマーロあたり。
リモンチェッロは飲みやすくお勧め。
グラッパはかなりきついお酒です。もうアルコールに近い感じ。
3日目に飲みましたが、その後書いたブログはグダグダでした。
アマーロは飲みませんでしたが、薬くさいって意見もあるようです。
ピッツエリアやリストランテで食事の最後に頼むのもいいし、最後にホテル近くのバールで
それだけを飲むのもかっこよくていいですね。お勧めですよ♪
今回、天気も恵まれて楽しく旅ができました。
機会があればまた行ってもいいかも。今度は観光でね。
でも、イタリア語に限った話ではなけど、やっぱりその土地の言葉を話せると楽しさが倍増するよね。
次は少しでも覚えていきたいね。
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