-なぜポラロイドか-
もちろん、デジカメの方がランニングコストも低いし、写真としてのキレイさでは敵わないですね。
僕の場合、なによりもまずそのデザインとギミック(変形)に惚れました。
雑誌で見かけてからオークションで手に入れるまでそう長い時間はかからず、フィルムを買って写してみてそのノスタルジック(?)な画質は期待以上のものでした。
ガシャッ!、ンガーっ!…おぉっ!
いちいち大げさな音を立ててようやく出てくる画像は優しい、不思議な印象で、惹かれるんです。
いわゆる『いい感じ』な写真が出来上がります。まぁ、初めてフィルムを買った時にはその値段の高さに軽い後悔もありましたが…。
種類の多さってのも魅力の一つだと思います。1972年のオリジナルから2003年に生産終了したSLR690まで、その全てを所有したい!…とは思いませんし、自分ではコレクターでは無いと思っているつもりなんですが、新品が無いモノですから、少しでも程度の良いものを持っていたいと思っちゃうんですよね。
それで現在の所有数になっちゃってるワケなんですが。
そして本体もさることながらアクセサリーの数の多さも困りものです。
外付けフラッシュだけでも数種類、タイマーやレリーズ、接写レンズにディフューザーなんてのは多く見ますが、望遠レンズや広角レンズ、水中ハウジングなんかは数回しか見かけたことが無いです。水中ハウジング…ちょっと欲しいですね。
“撮る”という事にある程度の覚悟(フィルムの値段)と準備が必要なポラロイドですが、デジカメにはないそのアナログ加減が『あぁ、今写真をとっているんだなぁ』っていうのを感じられるのがいいのかなぁなんて思う次第です。